誰の、どの仕事を変える?
ホワイトペーパー『行政AX』は、着手前に推進責任者と案件の選定基準を決めることを示しています。担当する職員と判断を担う責任者が、何を試すかを共有します。
テーマを選ぶときは、次に外注する予定の「つくる仕事」から候補を探す方法があります。例えば、公開情報を使った事業の案内ページや説明資料づくりです。使う場面と、使う人が求めるものを確認し、AIで試作する対象を決めます。
最初に、どこまで試せる?
利用できる端末、試作したものを置く場所、扱う情報の範囲を、庁内の担当部門と確認します。最初は公開情報で試せるテーマを選び、実証できる範囲を決めます。
試作、庁内での利用、外部公開を分けて条件を決めます。行政AXホワイトペーパーは、担当者一人に任せず、法務・技術・現場が共通の基準で判断し、段階的に実証・実装する考え方を示しています。
効率化の先に、何を目指す?
ホワイトペーパー『行政AX』は、効率化AI・財政改善AI・地域価値創造AIの3段階で、行政能力の変革を整理しています。
効率化AIでは、既存業務にかかる時間を減らします。財政改善AIでは、職員がAIでつくる力を育て、庁内でつくる方法や外部と協働する方法を選び直します。地域価値創造AIでは、その能力を地域企業との事業づくりなどに活かし、新しい公共価値を生むことを目指します。
最初の実践では、つくったものが業務で使えたか、担当者が自分で修正できるかを確かめます。実践で得た能力を、次の業務改善や地域の取り組みに活かしていきます。